行ってきました、『リストランテ カノビアーノ京都』 
                                          平成16年5月31日(月)


東京代官山にある人気のイタリア料理店が、昨年京都三条大橋のたもと「独創のrest complex KYOUEN」内にオープン。

しかも、樋口さんの野菜を使っているんです。

(右の写真及びrest complex KYOUENの写真はパンフレットより拝借しました)

このレストランができるまでの内容は、昨年放映された「天才シェフ(植竹隆政さん)が京野菜千年の伝統に挑む」(2003年8月4日)をご覧頂ければよ〜くわかります。

いつもの事ながら食いしん坊の私は、一度お店にいって食べてみたい。・・と思いつつ チャンスが今日までありませんでした。 前日、大学のゼミのリユニオンに出席した私は 朝の8時半には、鷹峯の樋口さんの家の玄関におりました。そして、まだ、振り売りの準備前の野菜を購入し、両手に一杯抱えてホテルに戻りました。(いまの時期の京野菜は、鷹峯とうがらしだけでしたが、その他にトマト・スナックエンドウ・いんげん・ナス・きゅうり・たまねぎ等)
 
それから、目的のお店に一人で予約も入れていないのに行きました。その時12時過ぎでしたが、1時40分過ぎならOKとのこと。喜んで買い物をしながら時間待ちをしていたところ、天気予報通り突然の大雨。でも、予約の時間が迫っていたので洋服もずぶ濡れになりながらもどりました。(乾いたタオルをお借りして、食事の間中乾かしていましたよ。お店の方々ごめんなさい)

お店の中は、落ち着いた雰囲気で主婦のグループから若い人たち・男性一人など様々な 客層でしたね。そんな中、変なおばさんが一人料理を注文。ランチは3,150円と4,200円の2種類でしたが、「どれが、樋口さんの野菜をたくさん使っていますか?」と不躾に質問したところ「5,250円のシェフのおまかせがいいですね」と教えてくれたので、そのコースを注文しました。(どんな料理が出てくるのか周りのお客さんの反応を見ながらワクワクと待っていました。それと、最初に苦手な物を聞いてくれたのはうれしかったですね。)

最初に出てきた料理は、見た目にも鮮やかな緑と白の層がカクテルグラスに入っているもので、「樋口さんの新たまねぎのビアンコマンジャーレ・くみあげ湯葉とグリンピースのスープ仕立て」というものでした。

たまねぎのほんのりとした甘さがグリンピースの味を包み込んでいてそれらが湯葉のやわらかさとあいまって上品な味でイタリア料理というより京料理を感じてしまいました。すご〜く気に入ってしまいました。(家で作れないかなあ)

 

前菜は「樋口さんの水ナスにトリ貝と黄トマトを添えたカルパッチョ」で大徳寺納豆が生に近い野菜へのアクセントになっていましたね。

 
次は「北海道帆立貝のソテー・空豆のスープ仕立て」で、やはり貝の味(塩味等)が空豆の甘みとソテーされたイチジクとに上手く絡み合っておいしかったですね。

「冷製カッペリーニ(細いパスタ)」は水牛のモッツァレラチーズとフルーツトマトを使ったもので甘酸っぱい味でソースもパンにつけてきれいに頂きました。それと、横に付いていた1センチに満たないマイクロトマトがとても甘くて驚いてしまいました。

 「駿河湾の桜海老と野生アスパラのスパッゲティーニ」も細いのに甘いアスパラがアクセントになっていておいしかったのですが、まだこれからメインが出てくるのことを考えてパスタは少し残させてもらいました。(少食なものでごめんなさい)

Pesce(魚)「こちのポワレ・ホワイトアスパラガスのスープ仕立て」はサマートリュフ添えで淡泊な魚がソースで違う物に感じられました。もちろんおいしかったです。
Carne(肉)「岩手産白金豚ロース肉のポワレ・京都産筍とレジャーチーズとともに」は、豚肉はとてもやわらかく、筍(破竹とお聞きしたのですが・・)を薄くスライスして素焼き?したものと一緒に頂くとシャキシャキとした歯ごたえもありおいしかったですね。ただ、すでに結構お腹がふくれていていたので、チーズは少し除けましたけどね。

 
Dolce(デザート)は「樋口さんの赤紫蘇のグラニテ」がお口直し。かわいらしくスプーンの上にのせられたシャーベットで、本当に紫蘇の香りがすっきりとさせてくれました。これ、木田のチリメンジソでできないかなあ・・と思いつつ、次の「シチリア産タイムのはちみつのクレマコッタ(プリン)」は、見た目すご〜く甘そうでしたが食べてみると上品な甘さでおいしかったです。

本当に最後は、エスプッレソを飲みながら大雨の中でも来てよかったと一人満足(今度は夫も連れてきてあげようかなあ・・・なんてね) ただ、今食べた物を福井に帰るまで覚えていられそうになかったので、お店の方に無理を言ってメモして下さいとお願いしたところ(シェフのおまかせははメニューがないとのこと)、お忙しいのにワープロで打って下さいました。本当にありがとうございました、そして、ご馳走様でした。

ただ一つ残念だったのは、食事の終わられたお客さんがたばこを吸われたことでした。(T.T)
まだ、私を含め食事中の方々もいましたので・・・・せめて、分煙して頂けるとうれしいですね。でないと、にんにくやとうがらしを使わないシンプルな料理の香りや味が飛んでしまう気がします。(>_<) (生意気言っていますが・・・正直な気持ちとお願いですね)

またこれから、順次出てくる京野菜を(聖護院大根やかぶなども)どんな風に料理されるのか、食べに来てみたいお店でしたね。外は、まだ雨脚がきついので午後の予定をキャンセルして京都駅に向かうバスに乗り込みました。

そして、明日は今朝買った樋口さんの野菜と格闘して(料理は下手なので)なんとかおいしい物  (*^.^*) を夫に食べさせないといけないかなあ(だって今日一人でおいしい物頂いたので)と考えながら福井に帰るサンダーバードを待っている私でした。(今日の晩ご飯いらないあ・・・)

                食いしん坊レポーター  森下 三代


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