河内の赤かぶら


 

これは昔、河内の女性達がカブラを背負って峠を越すのに作った形で、カブラを前後に2ケずつ計4ヶを藁で束ねています。

現在もこの形で、大野の朝市で売っています


 もう少し詳しく

いわれ:

平家の落人が聖徳太子の尊像をいただいて、この集落に住みつき、平家の証として 「赤き洌(きよ)き蕪の種を残さむ」とこの地に種子をまき、栽培技術を伝えたといわれている。
(参考文献:福井の伝統野菜 福井出版社より)

なお別ページに美山町の「みやま赤かぶら生産組合」が書いた、河内の赤かぶらの味覚、について記述されています。

かかわり:

1996年11月に美山町主催、(株)ユース協賛で「赤カブの里満喫ツアー」に参加しました

このとき、焼畑地で、赤かぶらの収穫体験と調理加工実習を行いました。


特徴:


赤かぶらのなかに他の赤かぶらとは違い,ごま(赤い色素)があり、漬け物にすると非常に赤くなる。

料理:


左上から、

みそ汁、
やたら漬け(かぶらのみ)
酢漬け

左下から、

葉っぱの炒め煮
やたら漬け(なす、みょうがを含む)



  1. 酢漬け:  もっともポピュラーな食べ方で、時間が経つと、真っ赤になります。
    (右が漬けたばかりのもの、左は漬けて1ヶ月程経ったもの)
    材料:
    作り方:
    1. かぶらをうす切りにする
    2. 塩を入れてよく混ぜ、重石をして1晩漬ける。 えぐみが苦手な人は、ここで漬け汁を少し捨てる。
    3. 砂糖と酢を入れ漬け込む。漬け汁でかぶらが隠れるように軽い重石をする。 1日1〜2回下からかき混ぜる。
      (私たちの家には桶がないので、これをタッパに入れて、冷蔵庫で保存します)
      なお、冬の間(1月〜3月)は外の倉庫に置いています。
    4. 2週間から1ヶ月で食べられる (家では漬け汁を捨てないので、食べれるまで2ヶ月はかかります)
    ポイント:



  2. やたら漬け:


    材料:

    作り方:
    1. かぶらをうす切りにする
    2. 塩を入れてよく混ぜ、重石をして1晩漬ける。 えぐみが苦手な人は、ここで漬け汁を少し捨てる。
    3. 砂糖と酢を入れ漬け込む。漬け汁でかぶらが隠れるように軽い重石をする。 1日1〜2回下からかき混ぜる。
      (私たちの家には桶がないので、これを「ねじ式簡易漬け物器」に入れて、冷蔵庫で保存します)
    4. 2週間から1ヶ月で食べられる
    ポイント:



  3. みそ汁:
    かぶらを薄切りにして、豆腐と大根、人参、ジャガイモを適宜加えてつくる。
    中身は好きなものを適当に入れればよい。うちではかぶらの葉っぱも入れて見ました。
    ただ、最初食べたときはおいしいとは思うどころか、まずいなあと思った。そのため、2年ほどは これを作らなかったが、98年11月頃何とはなく作ってみると以外といけた。


  4. 葉っぱの炒め煮
    湯がいて、一晩水に浸けて灰汁出ししたものを、ごま油で炒めてから、砂糖、酒、醤油、だしの素で味付けし、 好みでごまや、一味を加える。

  5. ぬか漬け、麹漬け





入手方法:

10月下旬から12月にかけて入手可能
  1. 河内の赤かぶら生産組合から直接購入(生の赤かぶらと酢漬けが購入可能)
       申込先:TEL07797−3−2258
  2. 大野の七間朝市で
  3. 福井市内の(株)ユースが水曜と土曜に入荷
  4. 伊自良温泉の前の農家の、地鶏の卵の自動販売機の中に入っていることがある
注意として:
  1. 酢漬けで販売しているもので、あまり赤くなくピンク色のがありますが、これはたぶん普通に漬けると 他の赤カブに比べて非常に赤くなるので、「消費者が添加物を使っているのでは」と思って敬遠する るために、このようにしていると思われます。
    そのため、独特の風味が消えてしまって他のかぶらと同じ味になってしまい、特徴のないものになってしまっている。

  2. 河内は美山町に位置しているが、スーパーで美山町のかぶらとして売られているのは、河内のかぶらとは違う。


その他:

福井焼畑の会  美山町河内集落で焼畑をしているグループです。 私も参加しています